「ねずみと爺さ」
概要
- 「まんが日本昔ばなし」で放映された昔話の一つ。
- 肥後国(現在の熊本県)に伝わる昔話。
あらすじ
- 貧しい爺さんが山へ柴刈りに行く。
- そこで一匹のねずみに出会い、かまどで暖めようとするが、ねずみが燃えて死んでしまう。
- 爺さんはねずみのために供養をした。
- その後、爺さんは大きな宝物を手に入れ、裕福になった。
- 爺さんはねずみに「山へ柴を刈りに行くからついてこい」と言って、宝物を見つけた場所に案内してもらう。
- ねずみは宝物の中から金色のねずみの像を見つけ、それを土産に持ち帰った。
教訓
- 小さな生き物でも感謝の気持ちを忘れず、優しく扱うことが大切である。
- 善行は必ず報われる。
備考
- この話にはいくつかのバリエーションがあり、ねずみが死んでしまう理由が異なるものもある。
- 「ねずみの恩返し」という別の話でも、似たような筋書きがある。
- 「まんが日本昔ばなし」では、常田富士男が爺さんを、肝付兼太がねずみを演じた。